コロナ禍から促進が進んでいる在宅ワーク。
いわゆるテレワークとも言われておりますが、コロナ禍が落ち着いた今現在でも、多くの方が自宅で仕事をするという傾向が強く根付いております。
そんな、自宅での在宅ワークにおいて、停電時のリスクについて考えていきたいと思います。
【在宅ワーク中の停電時リスク】
1. 業務の停止・データ損失
パソコンの突然のシャットダウンで作業データが消える
Wi-Fiルーターが止まり、オンライン会議・クラウド作業が中断
会社や顧客への対応が遅れ、納期遅延や信用問題につながる
2. 通信手段の途絶
固定回線・光回線は停電で停止
電話(IP電話)も利用不可
スマホも基地局の停電が長引くと通信が不安定になる可能性
3. 冷暖房停止による体調リスク
夏:熱中症の危険(特に気密住宅の昼間)
冬:低体温・体調悪化
持病がある人は影響が大きい
4. 家電・設備の停止
電動シャッターやスマート家電が作動しない
冷蔵庫が止まり食品が傷みやすい
照明が消え、家の中で転倒リスクが増える
給湯器停止でお湯が使えない
5. バッテリー残量の不安
PC・スマホ・モバイルルーターのバッテリーが尽きると、完全に業務続行不可
充電できず連絡手段が途切れる不安
6. 在宅勤務の評価への影響
長時間の停電で業務不能 → 会社への報告・証跡が必要
フリーランスの場合はクライアントへの説明が必須
など、もしもの停電時には様々なリスクが考えられます。
もし、停電した場合、外出して電源を確保される方もいらっしゃいますかもしれませんが、今や個人情報保護や、会社の大切なデータ流出の恐れなどの点から、外部のネットワークを使用することが禁止されている場合もありますので、できれば在宅のまま業務を行えることがベストです。
停電は夜だけのリスクと考えられていることが多いかと思いますが、夜だけではなく様々なケースにおいて、停電時の対策を行うことが大切です。