停電対策

今やペットも家族同然に暮らしています。
そんなペットたちも停電時に安心して暮らせるように、日頃からの停電対策が大切です。

ペットなども普段と変わらない暮らしペットも家族と同じ

もしもの停電時に困るのは人間だけはありません。
2024年時点の日本のペット飼育率は、調査する機関によって様々ですが、約30%から約40%と言われております。
犬と猫を合わせた飼育頭数は約1,595万頭にもなり、15歳未満の子どもの人口を上回っています。
今やペットも家族同然となっている暮らしの中では、ペットにおいても停電対策をしっかり行うことが大切です。

【停電時のペットの主なリスク】

① 室温管理ができなくなる(熱中症・低体温症)

エアコン停止 → 夏は急激に室温が上昇し熱中症の危険
冬は暖房が止まり体温が下がる
小型犬、短頭種(パグ・フレブル)、長毛種、老齢のペットは特に危険

② 飲み水・食べ物の確保が難しくなる

自動給水器・自動給餌器が動かなくなる
冷蔵保存が必要なフード(療法食など)が劣化
暗い中で食器を倒して水がなくなることも

③ ストレス・不安が増大する

暗闇・音の変化でパニックになる
鳴き続ける、隠れる、徘徊するなどのストレス行動
雷・災害と誤認して強い恐怖を感じることも

④ 脱走・事故のリスク

暗い中で飼い主の足元に寄って転倒事故
パニックで窓や扉に突進して逃げることがある
ケージのロックが緩んでいると脱走の可能性

⑤ 酸素・ヒーターなどの必須機器が停止

小動物(ウサギ・フェレット・ハムスター・爬虫類)は保温が必須
水槽のエアレーション停止 → 熱帯魚の酸欠
爬虫類の保温ライトが止まると体調崩壊の危険

⑥ 飼い主が外出中の場合の危険

室温急変
水や餌が切れる
長時間の孤立
特にエアコン依存のペットは非常に危険

まとめ

停電時のペットに最も大きいリスクは
「暑さ・寒さ」「水・食料の停止」「ストレス」「生命維持機器が止まる」
の4つです。
人と同じ環境の中で、ペットも安心して暮らせるように、もしもの停電時でも電気のある暮らしをお勧めします。

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