停電対策

ただでさえ心配事が尽きない高齢者の1人ぐらし。
さらに停電で電気が使えなくなると、さらに危険なリスクが伴います。

高齢者の一人暮らしでも安心高齢者の1人暮らし

近年の高齢化により、高齢者の1人暮らしが増えております。
そんな高齢者の1人暮らしにおいて、突然停電になってしまったら。

停電時の高齢者の一人暮らしにおける主なリスク

① 転倒・けがの危険 暗闇で歩くと段差や家具に気づきにくい 視力・バランス感覚の低下で転倒しやすい 助けが呼べず長時間動けなくなる可能性も

② 連絡手段の喪失 スマホの充電が切れると家族や救助に連絡できない 固定電話も停電で使えないタイプが多い。 見守り機器(センサー・緊急押しボタン)が停止する例も

③ 室温管理ができない(低体温症・熱中症) 冬場:暖房が止まり低体温症のリスク 夏場:エアコン停止で熱中症の危険 自分で対処が遅れる・気づかないケースがある

④ 調理・生活の停止による健康リスク IHコンロ・電子レンジ・電気ポットが使えず食事が困る 冷蔵庫停止で食品が傷む 水分補給を忘れて脱水になることも

⑤ 医療機器が使えなくなる 在宅酸素、電動ベッド、吸引器などが停電で停止 予備バッテリーがない場合は生命に危険が及ぶ場合も

⑥ 判断力の低下や認知症による問題 状況を理解できず不安が高まる 暗い中で誤った行動(火をつける・外に出るなど) 電源復旧操作が難しい

⑦ 孤立リスクの増大 外部に助けを求める相手がいない 周囲が停電していると近所の人も気づきにくい 停電が夜間や長時間の場合、問題が重なり危険が増す


このように様々なリスクが考えられます。
特に電気が使えず明かりがないまま、停電復旧まで数日間過ごすのはとてもリスクが高まります。
避難場所の確認などを普段から行い、常に災害時に備えて色々と準備する必要があり、さらに、最近の夏場は熱中症などにも注意が必要なため、エアコンなどの冷房器具の使用は必須となっております。
また、冬場においてもヒートショックなどをはじめ、高齢者は特に部屋の温度管理には注意が必要です。

もしもの停電に備えて、レジリエンスチャージを設置し、電力復旧までの間も、夏場は涼しく、冬場は暖かい部屋で過ごせるように備えておきましょう。

 

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